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魔法少女ララベル(まほうしょうじょ ララベル)は、藤原栄子原作の少女漫画で東映動画製作の魔法少女アニメである。1980年2月15日 - 1981年2月27日 にテレビ朝日系列にて放映。全49話。15年に渡って製作された東映魔女っ子シリーズの最終作。 == 概要 == 従来の東映動画魔女少女アニメでは、日本を舞台としたものでも、比較的無国籍な要素を持っていたものが多いが、本作は日本の下町を舞台としており、より日本らしさを打ち出しているのが特徴。〔『魔女っ子アニメ大全集』:東映動画篇 (株)BANDAI、1993年8月20日、112頁。ISBN 4-89189-505-5〕ことわざや格言をストーリーに織り込んで展開しているのもその一つで、殆どの回で作造おじいさんが取り上げたことわざや格言を語って話を締めくくっていた。これは前作「花の子ルンルン」での花言葉からの引き継ぎでもある。 本作はアニメオリジナル作品であり、藤原栄子はキャラクター原案としての参加である。小学館の学年別学習雑誌での連載漫画はいわゆる原作ではなく漫画版である。もともとは藤原のヒット作『うわさの姫子』をアニメ化したいと打診があったが、同作はシンエイ動画でアニメ企画が進行中だったため、藤原がキャラクターを担当する魔法ものになったというのが企画経緯である〔大西祥平「『うわさの姫子』作者 藤原栄子先生ロング・インタビュー」『CONTINUE』Vol.30、2006年、p.126〕。 番組タイトルや作品設定は脚本の辻真先によるもの。カネボウが「ベル」に関する名称を多数商標登録していたため、タイトルを決めるまでには苦労があったという〔辻真先『TVアニメ青春記』実業之日本社、1996年、148頁。ISBN 4408101974〕。諸般の事情により辻は第一話の脚本のみ担当し〔〔辻真先『ぼくたちのアニメ史』岩波書店、2008年、92頁。ISBN 978-4005005871 一話だけ台本を書いたきりで、番組終了後の打ち上げパーティまで誘いが来ることはなかったとのこと。〕、以降の話は曽田博久、城山昇、金春智子、安藤豊弘ら4名がローテーションを組み脚本を担当した。 後番組「ハロー!サンディベル」は、魔法少女物ではなくなった。これは、「昔と違い強くなった現代の女の子たちにとって、魔法があこがれの存在ではなくなった」との制作者サイドの判断によるものである。〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「魔法少女ララベル」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Lalabel 」があります。 スポンサード リンク
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